静電気イノベーションズ

静電気リスクアセスメント,ハザード同定,静電気対策のこと...

第33回(1st/2023)静電気RA研究委員会・WG

標記の会議を以下のように開催しました.

内容

    1.フィルム搬送時の放電現象について

    2.ロール・ウエブ工程の静電気対策
    3.静電誘導と抵抗率の関係のつづき

    4.リモート開催についてーリアル,リモート,ハイブリッド?
    5.次回の話題提供者
 日時

   2023年4月28日(金)14:00から

絶縁性Web上で,1.7 m超の長い放電について報告された.表面電荷密度を詳細に調査して,次回に引き続き報告されることになった.Web工程の静電気測定および対策(主に除電方法)がレビューされ,新規の除電方法についも報告された.抵抗率によって静電誘導電荷が現れるのが遅れることを理論的に示され,電荷消散性材料の静電誘導と放電について議論した.今後,導電性材料(および絶縁性材料)との違いを,さらに明らかにして対策への応用の可能性が報告される予定である.今後の開催方法を検討し,リアルとした場合は,ハイブリッドで実施することとした.次回は,ハイブリッドを試行して,9月頃に開催する予定である.