静電気着火ハザードの同定法
静電気着火のハザードは下記項目に分けて調査する.
- 可燃性雰囲気形成ハザードの同定(3章)
- 帯電ハザードの同定(4章)
- 静電誘導ハザードの同定(5章)
- 絶縁導体からの火花放電が原因となった割合が著しく高いため(70%以上),帯電ハザードから分けて静電誘導ハザードを設けた.これにより火花放電の原因となる絶縁導体の抽出の抜け防止になることを期待している.
- 静電気放電ハザードの同定(6章)
可燃性雰囲気形成,帯電,静電誘導,静電気放電のそれぞれのハザード同定は表2.1の30のチェック項目を調査することによってなされる.